濠割りの変化

 例年にない大雪が桜の風景をいくつか変えてしまった。
 枝振りが変わり、映る風景も変わっていく。

外濠

 追手門の外は日当たりもよく、春が咲き誇る。
 外濠には絨毯のように花びらが敷きつめられていた。

追手門

 追手門は弘前駅側からの入場門。
例年にない平日のお花見混雑である。
 門の日陰には冬の名残りが息をひそめていた。

杉の大橋から

 満開の桜がこぼれんばかりに咲き誇る。
 花のピークはこの数日だろう。
 静かな内濠にも桜模様が重なりはじめていた。

南内門

 二の丸にある南内門を内側からみる。
 強い日差しの元で桜をみるのは不思議なかんじでもある。
門をくぐると杉の大橋。

濠割りの休息

 ゆっくり城郭の登り坂をあがると静かな濠割りがある。
 日当たりのよい木々はすでに葉桜化が進んでいた。
 オシドリのカップルは城内にいくつも住み着いているようだ。

西の郭口

 弘前公園の西側は観光ルートからそれるせいかのんびりムード。
 工業高校口から城郭にはいっていこう。

西側から見学する

 賑わう桜のトンネルをさけて裏ルートをたどろう。
体力のあるうちに城郭をのぼっていくルート。
池にはオシドリのカップルがゆらゆら。

西濠ボート乗り場

水辺の花



花吹雪の予兆

咲き始めたばかりなのに既に花吹雪も始まっていた。
気温が高いと花の観賞期限はだいぶ早まるものらしい。
 水面にはピンクの錦絵が描かれはじめていた。

西濠の桜

 弘前城公園、西濠側にある体育館口から花見をスタート。
 花は満開であった。

 20度越えの陽気に若葉の目立つ樹もあった。
駆け足の春。

2012年の花見

冬の長かった2012年、予想外に春は突然やってきた。
いきなりの夏日の訪れに予定を早めて弘前へ行くことにした。
薄曇りの津軽平野にはいつもの岩木山。
だいぶ積雪の部分は薄くなってきたようだ。