春の気配

山はまだ冬のさなかだが、足元には春が蠢いていた。



山の春もすぐそこだ。
※以上、ここまで八甲田の記事は07年4月第2週に撮影

自衛隊八甲田演習

 この日、睡蓮沼で演習をしていた自衛隊。
関係車両があちらこちらに止まっていた。
 戻ってきた萱野高原では往路には見なかったものも増えていた
 茶屋をすぎたあたり、スキーをする5人組・・?
もちろんこのあたりはスキー場ではない。
後できいたところでは東北地方の大きな演習が行われていたらしい。
人が少なかったのはそのせいかも(とくに交通規制などはなし)
 迷彩服上下、スキーやストックも真っ白で本気のカモフラージュモード
 互いを白い紐?でつないで等間隔。やっ、ほっ、の掛け声で進んでいく。
きつそうな訓練ご苦労様

雪の回廊2007・10 酸ヶ湯温泉

その歴史と効能と、独特の建築でも人気の高い酸ヶ湯温泉。
強い酸性硫黄泉は、建物を鉄筋にできない理由のひとつでもある。
築80年という木造建築、もう建て直しのきかない貴重な存在だ
裏手には地獄沼。この日はあまり湯気は立っていなかった。

温泉宿に戻って食堂に入ってみた。
それにしてもこの日は人が少ない。ほぼ貸し切りの昼下がり。
酸ヶ湯そばは10割。プツプツきれるような蕎麦は白くて滑らか。

この日は見慣れないメニュー発見。そば餅天ぷらは限定だそうだ。
餅というか、そばがきを天ぷらにしたような食感であった。
酸ヶ湯マタギそばは鴨南風でボリュームあった。

雪の回廊2007・7 谷地交差点

07年は暖冬で、雪の回廊も壁は低めだった。
しかしそのぶん周囲の風景を車から楽しめるという良さもある。
壁の上からしか見えなかった山々のダイナミックな冬姿に目を奪われる
そして壁は低いとはいえ、山地を進むにつれ季節が逆戻りしていく
激しい吹雪の塗装でアートオブジェのような壁面。山は思いっきり冬だ

八甲田ゴールドライン103号線は、谷地温泉付近で七戸方面に行く394号線と交差
ここまでくると路面もかなりの雪。粉雪の舞う真冬そのもの
遠方ナンバーをつけた車が急拵えのタイヤチェーンをつけていた。
天候も下り坂だし、ここで引き返すことにする。
まだまだ除雪車の出番は多そうだ