岩木川河川敷

 岩木山の目前を流れる岩木川は、広めの河川敷が設けられている。
 乗馬の訓練施設があったり
 市民がゴルフを楽しむ姿もあり。

桜を愛でる季節

2008年は早くに桜が開き、早々に満開宣言まで出てしまった。
あわてて都合をつけて出かけた平日の弘前。
まだ満開のカテゴリーだろう、しかし日当たりの良い場所はそろそろ散り始め。
天気は薄曇り。岩木山は望めないが暖かな花見日和であった。
この時期は桜の咲き具合が気になるのだ。
上手い具合に満開なら、出かけてしまおう。
平日ならのんびりと桜を堪能することができるだろう。
ゆっくりと時の流れが止まった世界のひととき。
こころゆくまで今年の桜を脳裏に貯め込もう。

四の丸の露店地帯は大にぎわい。
有名ポイントなら、むしろ休みを避けて出かけるのが地元の知恵。

そしてまたここに春の賑わいを感じに来たくなるのだ。
そんな魔力のある弘前の桜である。

桜の西濠











なかよし

弘前公園には数種類の鳥たちが住みついている。
なかでもオシドリのカップルはいつも一緒。
鮮やかな羽模様は雄のほう。
つかず離れず、距離があけばついと寄り添う仲良しぶり。

桜の水盤








満開のシダレザクラ

弘前公園の本丸ではシダレザクラも満開になっていた。
ものすごいボリューム。桜色の暖簾をかきわけて進むかのよう。
例年、ソメイヨシノとは時間差をつけて見頃になるのだが
今年はどちらも一緒に満喫できるという贅沢な楽しみ。
有料ゾーンではチケットにスタンプが押され、1日出入り自由。
昼に1度みてから夜桜に出直すという見方もあり。
城跡としての見学ポイントも多いが、名木古木も点在する。
棟方志功が命名したという「御滝桜」
ここまで咲き誇るシダレ桜は初めてかも。
薄曇りで岩木山の姿が見えないのは残念だが、補って余りある豪勢な桜たち

桜の世界

外界の映り込まない弘前公園のロケーション。
赤い欄干の橋が4カ所にあり、そのひとつが鷹丘橋。
本丸の有料ゾーンは心持ちゆったりと花見ができる利点もある。
天守をのぞむ下乗橋は無料開放ゾーン。
そのせいか桜の時期には常に人影が絶えないところ。
二の丸にかかる杉の大橋も常に人がいきかう見学ルート。
たくさんの人々に毎年愛でられ、樹木も人々の人生を見守っているのだ。